いまさら 2015年 美山C2優勝したときの話

今年も美山ロード開催されるとのことでよかったです。

www.cyclingmiyama.com

 

しかしスズカとかぶってる。。。
鈴鹿に出て賞金獲得目指すので今年は美山ロードはDNSだ。

 

去年C1出て、コテンパンにやられたから逃げているわけではない。

TOJとも日程がかぶっているので去年見たくトップPが出てこないので
上位に絡めるいい機会だと思うが、私はスズカで(ry

 

ということでC2で優勝したときのレポートがfacebookに上げていたので
こちらのブログにもブラッシュアップしてあげておく。


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去年(2014)の年末から目標にしていた美山ロードレースc2で
優勝できましたのでそのレポを。

まずはレースに向けての鍛錬データー。
12月 1427km
1月 1123km
2月 1023km
3月 2469km 
4月 1799km
5月(23日前日まで) 1850km
結構がんばってた!!!

事前に大正池TTも17分台のせましたし。
かなりの自信を持っての挑戦。


●当日。
6時半頃に会場に到着。
受付を済ませて、アップ開始。
固定ローラーでアップ。ローラーでどんなに頑張っても心拍170程度

しかいかないなぁ~。
速く汗をかきたいので、冬用のジャケットを着てのローラー。
20分回して、集合場所へ。

 

美山はシード選手の10数人が前に並べて、あとは先着順。
ようつべの動画を見る限り道いっぱいに選手が広がるので、あがるところがあまりない。落車のリスクがある後方では走りたくない。


4列目あたりでスタートできた。
今回のレースは朝市、ベッキー、gourenなどいろいろと知り合いがいて
全然緊張しなかった。お祭り気分だワッショイ!

 

c2w(ウーマン)スタート1分後にc2、c2sスタート。
「ローリングやで!!」毎回このフレーズを聞く。w
いつもここで後ろからグイグイくる人にオサレ気味で番手をなんとなく下げてしまう。
後から抜くから全然いいけどなっ!w


スタートして1kmあたりでガーミンのスタートボタンを押すのを忘れてた。
緊張というよりかは、おっちょこな部類。てへ。

なんだかんだでトンネル回避の旧道へ。

 

いつまでローリングかなぁ~とおもって先頭付近を見るとバイクも結構前で
先頭も縦2列程度で結構踏んでるのをみて、「ん??スタートした??」w

とりあえず流れで旧道を終わって本線に合流にするときにコーナーが若干タイト。
インターバルがかかり1列棒状になったので、その脇からフン!!!
って数秒二階堂ふみして先頭に到着。
※600wを10秒ぐらいかな。


この段階でアタックすることもなく、先頭でローテーションして走ろうと
思うけどなかなかローテションがうまくいかない。
こっちが横によけて速度を落とし気味でもなかなか前に出てくれない。
そうして集団の速度は下がり、その後ろ後ろからどんどんかぶせてくるけど、前は牽かない。 


YOU達、ヘタレかっ!!!


そうこうしていると速度を下げてしまったせいか身動きが取れない場所まで追いやられてしまう。

 

九鬼々坂に到着。

1周目は、ほかの選手がどんな上り方をするか観察。
やはりこの坂では、井上氏、森山氏が一定ペースで登っていくと集団とは少し差が開く感じ。

 

なるほど!!!と。


くだりは、集団で下りたくないので3番手あたりで通過してゆったり慎重に下る。
井上氏、森山氏とちょっと距離は開いてしまったが逃げることもないのでそのままの速度で。とりあえず1周をこなしたので、気持ちは落ち着き視野も広い。
ゴール付近に知り合いがいっぱい。
しかも笑ってる!!w

 


2周目に入って、前の二人を吸収と同時に少しアタックをしてみた。反応してくれたのは、井上氏。
とりあえず様子見なので、相談してとりあえずこのままの速度で
集団が追いついてくるのを待つことに。


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今回事前にリサーチしている中で、警戒していたのが井上氏。あと森山氏。
雨の小浜未遂ライドや美山試走の時に初めて走ったが、強いし気持ちも強い。
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とりあえず吸収されながら先頭付近で展開するためにローテーションを試みるも
やはりうまくまわらず埋もれてしまう。
坂への突入も今回は埋もれたまま。
コーナーが結構気を使った。

くだりはやはり先頭付近で下りたいのでちょっとがんばる。


3周目
ローテーションせずに前にかぶせてくる大学生に少しいらっとして
「ローテーションするんか?するんやったら前牽けっ!」と声が出てしまう。
すこしいらいらしながら埋もれながら走行していることに嫌気が差して
ココで少し本格的にアタックしてみることにする。
井上氏と森山氏に「ペース上げます!!」と言い残し、
アタック。

しばらくすると井上氏がブリッジしてきて合流。
そのすぐ後に結構強そうな大学生?が合流してきて3人でローテーションしながら
後続を引き離す感じで走行。

しかし井上氏が少しつらそうな様子。
自分は8割程度で走行しているので、せっかく逃げたのだから
坂の頂上までは3人で逃げたいので、二人を鼓舞しながら走行。

しかし集団も坂の手前の位置取り合戦で速度があがったのか坂に入った直後に
集団に捕まってしまう。

ここで警戒している井上氏が脚を使ってくれていたので吉。
自分は吸収されることを想定して、温存走行がよかった。


ここで北桑田の学生が勢いよく駆け抜けていった。
自分はまだ余裕があったがカテゴリーが違うので静観。
2番手でピークを過ぎ、くだりへ。慎重に


4周目
ラスト周回なので、ローテーションは考えずに先頭固定でもかまわないとおもい走行。
自分は8割程度で牽いているのでそこまでしんどくない。
ぷらすこれまで集団に対して、脚を見せているので不用意なアタックは誰もしてこない。

 

「集団をコントロールするとはこういうことか!!ふははははは!!!!!」

 


いよいよ終盤に差し掛かってくる。
このままどうしたものか。考えをめぐらせる。
坂の途中でアタックか、坂の序盤でアタックか。
考えているうちに後ろから1人アタックしてきた。
すかさずチェック。


後ろを見ると10m程度集団が後ろにいる。
先頭二人状態。
少し集団との距離がありながら坂の入り口まで運んでくれたので、
坂の下からのアタックで勝負してみる。


自分が坂を登りかけた瞬間に坂の入り口コーナーで落車が発生している音がした。
落車したひと巻き込まれた人には申し訳ないが、チャンスということで
ギリギリガールズのペースで坂を駆け上がる。

 

集団と差を広げながら順調に登っている。
いっぱいいっぱいだったのか自分の中で九十九折の最後だと思った先に

 

オーマイパスタっ!!!!

 

もうひとつ九十九折が目の前に。。。。。
「ヤバイ」とあせり少し脚も回らなくなってきた。後ろを確認するとまだ差は結構ある。
ここは踏ん張ってクルクル回す。
前を見ずにしたのセンターラインを見ながらただひたすらにこぐ。


頂上付近なので声援が力になってくる。
ピークを過ぎるあたりで、「後方10秒差!!」という声が聞こえる。かなり気持ちに余裕ができた。

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ここで美山の勝負の分かれ目である九鬼ヶ坂のデーターを
※ワットはstrava目安

1周目 2:35 315w
2周目 2:15 297w 
3周目 2:27 303w
4周目 2:09 320w

4周目でこのタイムなら独走に持ち込める感じですかね!
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話はレースに

 

くだりは攻めながらもコーナーは慎重に。しっかり立ち上がってから瞬間的に踏むがあとは回すだけ。
後ろに追いつかれてもかまわない。なぜなら後ろは踏んで追いついてきているから。
そこからのスプリントでは、自分が有利ではある。
と気持ちにも余裕。

しかし後方は追いついてこない。


下り後の最初の急なコーナーを慎重に。
立ち上がりは鋭く。


最終コーナーの立ち上がり力の限り二階堂ふみ

残り200mの看板が見え、後方を確認。
後方は見えない。


このあたりで勝利をある程度確信。
少し脚を緩めるが、後方をちらちら確認。w
残り100m。
後方を見るもまだ見えない。
ここで勝利を確信。


結構速めにグリコポーズ。

 

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朝市メンバー特に課長が喜んでくれているのが見えて
自分自身もうれしさ爆発。

 

後で動画を見るとチョケすぎた感じがぷんぷんする。
まぁ~こんな勝利はなかなかないのでよいでしょう。


警戒していた森山氏4位、井上氏5位とやはり入賞


表彰式で言おうと決めていたことがひとつあったけどブラッキーさんの
インタビューがいろいろそれた質問ばっかりだったので、結局言えずじまい。
ほしかったチャンピョンジャージを獲得できてよかった。
サイズがLだったので、Mがよかったが。w


トロフィーがとてもかっこよかった。木の土台に本物のシカの角が刺さっているやつ。とてもイカス!!!
あとお米10kgは実家に送ることにしよう。

 

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興奮冷めやらぬままC1はあまり観戦できていないが、
ようやく落ち着いてC3を観戦。

さかもっさん、コーターローさん、課長。
一緒に鍛錬したことのある人が入賞していてとても
盛り上がった。

てか練習メンバーで表彰台、入賞を多く占めている。
切磋琢磨とはこのことか。
最後にもう1人とても感謝しないといけない人がいる。
どすこいマン親方だ。

1月頃にfacebookで美山c2優勝したいので稽古つけてくださいと
懇願し、2月から稽古をつけていただきました。
とても苦し楽しかったです。
この稽古でひと回り成長できたと思っています。

まだまだ目標は高くどんどん頑張っていきます。
って感じ。
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