灼熱キャノンボール列伝 ~大阪東京編③~ 完結
ここまで長かった。
(ブログ書くのも。②を書いてから約1年w)
ようやく箱根の麓に到着。
ストラバによると箱根山のKOMを保持しているのは仙人こと田中らしいので、
軽く一捻りで更新してやるぞと息巻いてました。
駄菓子菓子
箱根山の峰に着いたのは、お昼過ぎの13?4?時ごろ。
気温は
急上昇!真夏の恋!
って感じで、俺の中の広瀬香美が歌ってた。
ここまでの疲労と暑さのダブルパンチにふまえて、登りで速度が下がり無風状態。
アンパンマン、食パンマン、カレーパンマンそろい踏みでの、トリプルパンチ🤜🦱
まじで辛い。
死ぬ。
もうだめ。
早く日本橋に会いたい。
好き過ぎて辛い。
いっそ出会わなければよかった。
って感じのメンヘラ状態に陥ってしまった。
とにかく頭が茹でタコ状態に。
自販機ーーー
自販機はまだかぁーーー
登り始めて少ししたところに、酒屋さん的なサムシングがあり、自販機発見!!!!!!!!
とりあえず水(いろはす)を購入し、頭からぶっかける!!!
至極冷たい!!!
生き返る!!!
これはまさにあれだ!!!
あの状態からあれがああなった時のようだ。
※各自で想像してみてください。
ボトルにも補給し再出発。
さっき生き返ったと言ったのはあれは嘘だったんだ。
と言わんばかりに、登りが辛い。
辛い時辛いと言えたらいいのにな。
ってAqua Timezが歌ってたなって頭の中に駆け巡ってた。いや、駆け巡ってない。
自転車はこちらへの分岐を右折し、すぐにある建物的なサムシングに再度自販機登場したので、コーラを補給。
脱水過ぎて飲み物を飲んでも飲んでも潤いが感じない。
まさに体がサハラ砂漠。
やっぱりゴビ砂漠やったかな。
とにかく砂漠
とりあえず白目剥きながら、淡々と箱根の山を乗り越えていく。
頂上付近は気温もさがりなんとかましに。
とりあえずなんとか登頂。
田中のKOMには到底及ばず、1時間半程度はかかってしまったかな( ◠‿◠ )
てへぺろ
ナビ通りに下りへ。
旧道ルートだったので、路面悪いは斜度きついわで、ブレーキングで手がやられた。
下り途中のコンビニでとりあえず休憩。
お尻、腕、足が痛いよー!!
俺がカバオくんなら森の中で泣き叫んで、アンパンマンの助けを待つ状態でした。
しかし僕はカバオくんではないので、泣き叫ばなかった。
炊いたお米の中に具材を入れて三角にした食べ物とか
鶏肉に衣をつけていい感じにあげたものなんかを食べたとおもう。(1年前の記憶)
下界に下りてきて熱くもなったが夕方4時ごろのためまだましに。
箱根を下りきればようやく神奈川に突入。
※頂上ですでに神奈川に突入してるやんとかはいらん。
無限静岡をやつけたので気分もよく
茅ヶ崎の海岸線では俺の中のサザンオールスターズが「希望の轍」を歌っていた。
ミュージックスタート!!!
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夢を乗せて走る車道
明日への旅
通り過ぎる街の色
思い出の日々
恋心
なぜに切なく胸の奥に迫る
振り返る度に
野薔薇のような Baby love
遠く遠く離れゆくエボシライン
oh my love is you
舞い上る蜃気楼
巡る巡る
忘られぬメロディライン
oh my, oh yeah
Gonna run for today oh oh
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そんなこんなで、横浜に向かう道中地味なアップダウン。
ここにきてしんどいぞばかたれ!
横浜のアップダウンをこなしているときに事件が!!!!!!!!!!!!!
小坂を下って段差を通過したときに、フロントハブ軸に取り付けていた
ボルト1600が落下!!!!!!!!!!!!
何事っ!!!!!!!!!!!
ってかんじであわててとまる。。
後続の車はボルト1600の存在に気づいて、停止してくれていた。
ありがとうございますありがとうございます。
お辞儀をしながらボルト1600を回収。
傷だらけのボルト1600
本体側のマウント設置部分のねじが振動によって
外れて落下した模様なので再度取り付けることはできないので
後ろポケットに。
幸いまだボルト800もあるので東京に向けて夜間走行は問題ない。
あぁ~復路のTOはできなくなってしまったなあぁ~って
内心ガッツポーズ。
(シャッ!)
街中ではあるので、コースミスしないようにナビを
中止しながら、信号区間をふんわり抜けていく。
時間的には余裕もあるし、あわてずいそがず。
横浜駅近くの巨大交差点での処理がナビをみながら四苦八苦。
でかいビルが多くなってきて、ゴールがすぐそこ感で
俺の中でサライが流れ始めた。
ミュージックスタート
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遠い夢 すてきれずに
故郷をすてた
穏やかな 春の陽射しが
ゆれる 小さな駅舎
別離より 悲しみより
憧憬はつよく
淋しさと 背中あわせの
ひとりきりの 旅立ち
動き始めた 汽車の窓辺を
流れてゆく 景色だけを
じっと見ていた
サクラ吹雪の サライの空は哀しい程
青く澄んで
胸が震えた
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川崎に差し掛かり、ようやく東京へ突入!!!!
この時点で22時間ちょっとだった。
なんだかんだ後半失速してしまって達成は問題ないものの
そこまで速くなく。普通な感じのタイムは否めない。
タイムは気にしてなかったけどな。しらんけど。
どうせなら23時間はきりたいなということで、
ラストスパートかけていくことに。
だが都会の信号地獄でインターバルトレーニングに最適ですね()
あとメッセンジャーがいて、何とかそいつを千切ってやろうと毎回
青と同時にアタック
少しは引き剥がせるが、信号ストップで追いつかれてしまう。
そいつとは銀座あたりまで切磋琢磨してたw
いつの間にか日本橋付近に。
以前このあたりで勤務していたのである程度道はわかるが
自転車で走ったことが無かったので、ナビを信じて走るのみ。
ゴールはすぐそこ!!!
で、日本橋のどこがゴールなんだ???
とりあえずみんなが写真を撮る巨大な大鳥彫刻の前で写真をパシャ↑パッシャ↑
本当のゴール??のところで移動して、再度写真をパシャ↑パッシャ↑
結局はなんだかんだで、23時間は切れず23時間ジャストに。
熱かったし、休憩たくさんしたし。
いい塩梅でしょう。
トラブルといえば、序盤ライトの充電忘れ問題とボルト1600脱落だけか。
どっちもライト問題だな。
ゴールには、まなやや平地マンことからあげさん、あとはおたふく手袋のツイッターの中の人とか、フォロワーさんとか結構な人がゴールまで来てくれて大粒の涙があふれて
日本橋はもうびしょ濡れでしたよ()
マジ汗臭いし、腕痛いし、足裏痛いし、ラジバンダリだから、自走で宿に向かうのをあきらめ、まなやと平地マンとかから揚げこと設楽とテクテクメトロの乗り場まで歩き
輪行の準備をし、さよならバイバイしました。
ボルト1600がマウントできなくなったし、足裏とか腕とかしびれてるし
帰りもキャノボでっておもってたけど、財力を見せ付け新幹線で帰ろうと
誓ったのでした。
TOキャノボ復路なんてするはずがない。。。。
完